1. WSLを使用するのに必要な機能の有効化
1.1. Linux 用 Windows サブシステム
を有効化します。
Windows PowerShell(管理者)
を立ち上げ以下のコマンドを入力します。
dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart
1.2. 仮想マシン プラットフォーム
を有効にします。
dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart
有効化作業が完了すると再起動をする必要があります。
GUIでの設定
上記の二つの機能の有効化はコントロール パネル
からプログラムの機能
⇒Windowsの機能の有効化または無効化
から設定を行うことができます。
2. WSLのインストール
2.1. Microsoft ストア版 WSL
Microsoftストアが使用できない場合は、‘2.2. 通常版WSLのインストール`を行ってください。 Microsoft ストア版 WSLのほうが、更新が早く機能が多いため、こちらが標準となっていると考えられます。
Microsoft ストアから、[Windows Subsystem for Linux] をインストールします。
https://aka.ms/wslstorepage external_link から、Microsoft ストアを起動し、Windows Subsystem for Linux
を選択できます。
※既に 通常版WSL をインストールしていてもこの手順で、Microsoft ストア版 WSL へ移行できます。
2.2. 通常版WSL
x64 マシン用 WSL2 Linux カーネル更新プログラム パッケージ external_link をダウンロードしてインストールします。
以降 x64 マシン用 WSL2 Linux カーネル更新プログラム パッケージ は、Windows Update で更新されます。
3. Linuxコンテナのインストール
3.1. rootfs の ダウンロード
Ubuntu 20.04 LTS
- Ubuntu 20.04 LTS (Focal Fossa) daily [20240821] external_linkに移動して インストールするバージョンの Ubuntu のディレクトリに移動します。
- rootfs(xxxxxx-server-cloudimg-amd64-wsl.rootfs.tar.gz)をダウンロードします。(xxxxxxは、バージョン)
Ubuntu Server 22.04 LTS以降
- Ubuntu WSL Images external_link に移動して インストールするバージョンの Ubuntu のディレクトリに移動します。
- rootfs(xxxxxx-server-cloudimg-amd64-wsl.rootfs.tar.gz)をダウンロードします。(xxxxxxは、バージョン)
3.2. rootfs の WSL へのインストール(登録)
通常 WSL パッケージは C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Packages\
以下にインストール(登録)されます。
今回、自由に パッケージ を登録したいので別のディレクトリにインストール(登録)を行います。
コマンドは以下となります。
wsl --import <表示名> <インストール場所> <rootfsパス> --version 2
例として 「Ubuntu Server 20.04」 のインストール(登録)を行います。
wsl --import Ubuntu20.04 V:\WSL\Package\Ubuntu20.04 G:\Download\focal-server-cloudimg-amd64-wsl.rootfs.tar.gz --version 2